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「ヒロキちゃん、やっと契約取れたよ!」 その2

山下ミツ商店の山下浩希です。

大学を卒業し、注文住宅建築会社に入社した拓海は静岡県にある営業所に配属された。

見ず知らずの土地で社会人としてのスタートを切った。最初は先輩社員(上司)に付いてアシスタントをしながら営業や建築の協力業者さんとの打ち合わせ等をしながら一つづつ仕事を覚えていったそうだ。

それからしばらくして一人で外へ出て営業するようになった。

ちょっと変な言い方だが「家を新築するというのは一生一回の買い物」だ。僕のように豆腐を「毎日何個売った」というような仕事でなく、一月に1棟売れない商品なのだ。(中には毎月何棟も販売するスーパーセールスマンもいると思うが)

だから、一日の営業活動を仕事の最後に振り返った時「手応え」や「成果」を全く感じる事が出来ない日が続き「ぎゃー(俺)は何をしてたんや?」という心境になるそうだ。その様な苦しみを拓海は電話で僕に話していた。(まさにこれは映画「てんびんの詩」の大作少年状態だ)

それに対し僕は「具体的なアドバイスは出来なかったが、「仕事が苦しいのは何処の世界も同じ、まず3年は頑張れ!」と励ましてきた。

10日程前の深夜にも電話があった。「あと1ヶ月で3年経つ。この前の会議で『ここ3ヶ月、契約を取れなかった者は立て!』と言われて立った」と。それを聞いて小学校の時、先生に叱られて立たされた事を思い出した。

拓海は3年やったけど自力で1度も契約を取れないという現実で「この仕事は自分には無理なのでは・・・」という気持ちと「ここで辞めると負け犬だ。」という気持ちが交互に入り混じり完全に仕事への気持ちが揺れていた。

「谷に架かった橋を渡り、その橋を壊し帰れなくしてしまう位の覚悟をして今月一杯全ての力を出せ!万策を尽くせ!必ず結果がでるから!」


そして昨日、「ヒロキちゃん、やっと契約とれたよ!」「覚悟を決めてすると出来っちゃにゃー(出来るんだね)」と電話がかかった!!

やったな拓海。おめでとう!!

※最後までお読み下さいましてありがとうございました。

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コメント (2)

兄:

こんなブログがあったことも、弟がそこに登場していたことも初めて知りました。俺らの仕事も大変やけど結果重視の弟はもっと大変やと改めて知りました。試験や大会などストレスも多かったけど、絶対に負けずにがんばる決意ができました。どんなに辛いことがあっても負けずにこの世界でがんばる決意ができました。というわけで初コメントでした(^^)

兄さん
コメントありがとうございます。
こんなブログがあったのです!

それにしても拓海ネタをよく見つけましたね。

仕事の大変さは人と比較は出来ませんが、全て自分が選んだ道です。覚悟が大事ですね。

拓海偉いと思います。

兄さんも頑張ってください。

想い願い夢は必ず実現します。・・・諦めなければ。

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