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もぎ豆腐店 茂木稔会長①

CIMG1241.jpg山下ミツ商店の山下浩希です。

埼玉県本庄市もぎ豆腐店(株)の茂木稔会長(写真)は私の豆腐屋としての師匠です。

20年前他所さんで豆腐作りの修行をしたわけでもなく、豆腐のとの字も知らないまま家業を継いだ私は最初の頃こそ「よーし」と力んでいましたが、直ぐに現実を実感し豆腐屋としての将来を模索するようになっていました。

そんな頃ビックコミックスピリッツであの「美味しんぼ」の連載が始まり豆腐もテーマに取り上げられ「豆腐ってこうやって作るんだ・・・なるほど」と感心して読んでいました。

ある日、日経流通新聞を読んでいると川崎の片山商店の片山雄介さんが取り組んでいる「自然酒」の事が出ていました。「自然酒って何なんだ!」豆腐作りの傍ら酒の小売もしていた私は「自然酒」に興味を持ち104で片山商店さんの電話番号を調べ片山さんに連絡を取り自然酒の話を聞きました。

自然酒に更に興味をもった私は箱根で行われる商業界ゼミナールに出席するついでに片山さんに会いに行きました。片山さんの事務所ではいろんな話をしました。その時見せられた片山商店さんの商品カタログに自然酒以外に自然食品も載っていてその中の一つに当時日本で生産が禁止されていた伊豆大島の自然塩もありました。

自然塩を扱っているという事は一緒に取れる天然にがりも扱えるのではと考え片山さんに自分は酒だけでなく豆腐も作っている事も話し天然にがりもお世話してくださいとお願いしました。

天然にがりを使ったことのない私は使い方が全く解かりません。そういう事を片山さんに話すと「埼玉県本庄市に茂木さんという良い人がいるよ」と茂木さんを紹介してくださったのです。

茂木さんという美味しい豆腐屋さんと言わず良い人と紹介していただいた茂木さんに直ぐに会いに行きました。これが茂木さんとの出会いの経緯です。

この茂木さんとの出会いが豆腐屋としての私の方向性(国産大豆・無消泡・天然にがり)を明確にしてくれたのです。
つづく。

最後までお読み下さいましてありがとうございました。
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