燃える豆魂日記 【豆腐道とうふみち】

山下ミツ商店の山下浩希です。

２００３年１１月からアルバイトとして翌２００４年４月から正社員として私どもで一緒に働いて下さった加登亜紀子さんが本日をもって退社しました。

２００３年１０月下旬、「北陸大学法学部４年の加登と申しますが来春入社の採用活動をまだしていますか？」と電話をかけてきました。たまたまというか私どもも来春入社予定の学生獲得に失敗し決まっていませんでしたので「やってますよ」と答え後日会社訪問していただくことになりました。

会社訪問の約束をしましたが正直言って全く期待しませんでした。１９９７年に会社を設立して以来、新卒学生の採用活動を通じ秋になっても就職を決めれない（内定を取れない）学生さんに何名かお会いしましたが到底採用出来るような人はいませんでした。

ところが、数日後本店２階の私の部屋で初めてお会いし２時間くらいお互いいろんな話をし驚きました。「秋でもこんな子が残っていたんだ！」捉え方が素直で自己成長したいという意欲が旺盛で直ぐやるという行動派という事が判り「是非一緒に仕事がしたい！」と思いました。

当時はこのブログでなく会社のWEBで同じタイトルですが「燃える豆魂日記」という公開日記を書いていて当日この事を書きました。

会社訪問、職場体験、筆記試験ととんとん拍子に進み翌春の入社が内定しました。話を聞くと大学も火水木の３日間しか行ってないというので「それじゃ金土日月アルバイトとして働いてよ」ということで１１月からアルバイトとして我々の仲間になってくれました。

明るく気持ちの良い爽やかな返事、スタッフのみんなからから好かれ可愛がられていました。朝３時半からの仕事も辛かったと思いますが私には一言も弱音を吐かずどんなに遅くなっても最後までやり遂げて帰っていました。

２年数ヶ月、楽しかった事ばかりではなかった思います。いろいろあったと思います。なぜなら一生懸命働きましたから。

今日の夜、鷲見吉岡の企画で送別会を開きました。休日のメンテナンスさんも大野から来て下さいました。これも加登さんの人徳だと思います。みんなで加登さんの思い出話をしました。楽しさと寂しさが入り混じった時間でした。（写真前列中央が加登さん）

加登さんは５月に金沢で飲食店を経営しておられる方と結婚し御主人を支えながらお店の経営に加わるそうです。山下ミツ商店での２年数ヶ月が少しでもこれから役に立ってくれれば幸いです。

頑張ってくださった加登さんに感謝し、今後の御活躍とお幸せを心からお祈りします。

感謝。

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