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海外の豆腐屋さんから・・・

山下ミツ商店の山下浩希です。

3日前の夕方、ボイラー室にいたら妻が「しゃちょー!海外から電話!!」と大声で呼んでいる。

慌てて店に戻り電話に出ると海外で豆腐を作っているという日本人の方からだった。

「普段は木綿豆腐だけを作っているのだが、絹とうふも作れるようになりたいので教えて欲しい」ということだった。

どうしてウチなんかに電話したのか?と思い聴いてみると、「いろんなホームページを見ていてピンと来た」との事。

あんまり長電話も悪いと思い「メールを下さい」と言って電話を切った。

そして今日、その方からのメールを見つけた。「見つけた」という書き方をしたのは、直ぐにメールを送信してくださったのだが、そのメールが迷惑メールのフォルダに入ってしまい今日気付いた。

以下、その方からのメール(一部勝手に削除)
山下浩希 様

先日はご親切にお取り計らいいただきまして誠にありがとうございました。

こちらでの豆腐事情は大手のハウス、森永等日本人向けの輸入商品など日本食材店で手に
入ります。現地製造となると、こちらではベトナム人が豆腐をる食っています。が、日本人が好む
ような豆腐ではありません。にがりに酢を使っていることを聞いています。また衛生状況もよくない
と思います。
当社では、この環境下できる限り日本の豆腐作りを考えています。

消費者は95%以上が日本人 その他、韓国人、現地の方(少数)
評判については、ありがたくいつも楽しみにしてくれる方もいまして日本人の方には
よくしていただいています。

しかし、週1回の稼動と木綿1つで会社を維持していくことは非常に難しくこのままの状況で
は続けれなくなってしまいます。そこで、今回絹ごしをつくることにより、会社の経営状況を少しでも
よくし今後も豆腐をつくれるように考えています。また、絹ごしは以前作ったことがありますが、あまり
うまくいかず、やめてしまった経緯があります。

私はこちらへ7ヶ月前に来ました。こちらでは日本食材店とレストランで働いていましたが、11月から食材店を辞めてレストランで働きながら豆腐を週2日~3日手伝っていました。しかし、豆腐の会社がこのような悪況下ということを知ったのはごく最近で、また、レストランと豆腐を両立するのは時間的にも体力的にも難しく、今後豆腐に専念できるように昨日付けでレストランを辞めました。
私もなんとかこの事業に努力したいと考えています。

本当に簡単ですが、今の状況です。
とにかく、絹ごしをつくるということが、今の目標で何とか成功したいです。

山下さまにおかれましては厄介門が転がり込んだ状況で本当に申し訳ありません。
お忙しいとは存じますが、何卒ご指導、賜りますよう摂にお願い申し上げます。

添付の写真は工場の設備等です一度ご覧ください。
コメント等はメールいただけたら幸いです。また、連絡方法のご希望がありましたら
ご連絡ください。宜しくお願いいたします。


またまた自分の中に住む御節介虫が疼いてきた。


※最後までお読み下さいましてありがとうございました。

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