≪一万円札 | トップページ | ざる豆腐≫

家庭用豆腐作り体験

CIMG0642.jpgCIMG0641.jpg

山下ミツ商店の山下浩希です。

金沢市聴力障害者福祉協会女性部の皆様が家庭用豆腐作り体験に来られました。5月にお電話をいただき、9月には下見に来られ今日になりました。

家庭用の豆腐キッドを用意して昨夜妻と練習しました。私が家業を継ぎ、豆腐屋としての方向性を模索して国産大豆、消泡剤不使用、天然にがりというコンセプトが見えてから毎日夜この家庭用の豆腐キッドで練習しました。

女性部の皆様25名。皆さん興味津々です。まず、前日から水に漬してあった大豆をミキサーで砕きます。それを鍋に移し炊きます。この時、ガスの火力が強すぎると底が焦げてしまい豆腐も焦げ臭くなるので火力を調整しながらします。また、火力が弱すぎると大豆の青臭さが残り美味しくなりません。難しいとこです。

次に越布に移し搾ります。そこで豆乳とおからに分かれます。そして豆乳の量を量ります(この量でにがりの量の目安が出来ます)。この時少し冷めた豆乳をもう一度鍋で80℃位まで上げ攪拌しながらにがりを加えます。各グループ代表の方にしていただきましたが、皆さん初めてとは思えないくらい上手です。

正直、豆乳が固まらなかったらどうしようか心配してました。でも、各グループ皆上手に固まっています。心の中でホッとしました。20分熟成さし型箱にいれ缶詰を重石代わりにして木綿豆腐の完成です。こんな言い方をしたら失礼かもしれませんが家庭で素人の方が作る豆腐としては十分合格の豆腐です。

しかも自分自身で作った豆腐です。買って食べる豆腐には無い味があったと思います。最高の味です。皆さん本当に嬉しそうです。喜んでいただけた様で私も家内も豆腐屋として喜びを感じていました。

またこの様な機会があれば喜んでお手伝いさせて頂きます。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ページトップ